2020年2月にサービスの提供がスタートした【EXキーパー】は、販売当初から今まで見たことのない極上のツヤを持つ最高級コーティングとして、当店でも新車施工に大人気の商品です!
販売開始早々にコロナ大流行を受け、一時EXキーパーを施工できるために必要な『EX1級資格』の研修が受けられませんでしたが、当店はいち早く研修を受講していたため、お客様のご利用が多い、富士市・富士宮市、もっというと静岡県でも最も早く施工を開始したので多くのお車に施工をさせていただいております。
施工開始から4年経った今、改めて多く施工してきたからこそ語れる【EXキーパー】についてお話ししようと思います!
目次▼
EXキーパーとは
まずはそもそも『EXキーパーって?』という方のために簡単にEXキーパーについてご紹介します。
EXキーパーをご存じの方も、初めて聞いたという方もぜひ一読ください。
▼EXキーパーはキーパーコーティングの種類の一つ!
EXキーパーはカーコーティングと手洗洗車のお店である、全国のKeePerLABOとEX施工資格をもつ全国のKeePerプロショップでサービスを提供しているキーパーコーティングの一つで、その種類の中でも最高ランクのコーティングです。
現在富士宮市では当店を含め4店舗、お隣の富士市では9店舗が施工展開しています。
その多くはガソリンスタンドの併設店となりますが、当店は富士・富士宮で唯一ガソリンスタンドでない完全独立型の専門すぎる専門店として日々お客様にサービスを提供しています!
▼過剰なまでの美しさ、それが【EXキーパー】
EXキーパーは、「過剰(EXCESS)」がその名の由来となるほどに、圧倒的なツヤを待とうコーティングです。車の塗装が持っている美しさを引き立てるだけでなく、コーティング自体が存在感を持つ、これまでにない美しさを演出します。
EXキーパーの特徴
ではなぜEXキーパーがそこまでいいとされるのか、その特徴についてご説明させていただきます!
▼圧倒的な厚みを持つコーティング膜
EXキーパーの最大の特徴の1つに、「コーティング被膜の厚み」があげられます。
なんと従来のキーパーコーティングの5倍に相当する圧倒的厚み!
本来ボディカラーを引き立てるはずのコーティング被膜が自らツヤを主張してくるほどのツヤ!
わかりやすくいうとリンゴが飴というコーティングを纏い、ツヤツヤのリンゴ飴になったくらいツヤが出ます!
その厚みは2㎛(マイクロメートル)、Googleで「一般的なガラスコーティングの厚み」で検索すると約0.1㎛とうい記事が多く出てきます。これはEXキーパーのコーティング被膜の厚みが一般的なガラスコーティングに対して約20倍もの厚みを持っているといえます!
▼汚れさえはじく、驚くほどの撥水力と防汚性
雨が降ると車は汚れます!
従来のコーティン腕はこれを防ぐことはできませんでした。
ですがEXキーパーは、トップコートとなる【VP326】が特殊なその分子構造の効果で汚れの密着を防ぎます。
塗装表面に乗っかった汚れは、密着を防がれているので雨が降るとその驚異的な撥水力によって雨と一緒に流れて、まるで洗車したかのようにキレイになります!
(雨の降り方、汚れの性質などの条件によりその効果は変動します)
▼「水シミ」「水アカ」が付きづらい!
「水シミ」や「水アカ」の原因は水道水や地下水、泥水などに含まれる無機質のミネラルの付着です。
従来のガラスコーティングは、ミネラルと同様に無機質なので、同じ性質同士密着しやすく、水アカや水シミが発生しやすい傾向がありました。
ですがEXキーパーのトップコート「VP326」は有機質の性質を持つため、水シミや水アカの定着を根本的に防ぐことができます!
(他キーパーコーティングもトップコートに有機質の性質を持つコーティングとなっています)
▼お手入れがとってもラク!
これまで特徴をお伝えしたように、圧倒的厚みのコーティングで塗装を保護し、汚れが雨で流れる防汚性と強い撥水力、洗車で落ちない水シミや水アカ汚れも防ぐということは…そう、お手入れも格段にラクなんです!
そもそも汚れづらくてお手入れ回数は減る、洗車するにしても撥水力が強いので拭き上げも楽ちんなんです!
EXキーパーのメリットとデメリット
さぁ、ここからが本題です!
実際に発売から4年で248台(2024年3月20日現在)のEXキーパーを施工してきた当店だからこそ言えるEXキーパーのメリットとデメリットをお伝えしていこうと思います!
▼EXキーパーのメリット
メリットについてはこれまでお話ししてきた特徴が大きな部分となります。
なので、ここではあまり表に出ないマニアックなメリットと個人的におすすめしたい部分をご紹介します!
★先述のとおり圧倒的な厚みが、過度な研磨(塗装へのダメージ)を不要としてくれる
お車の塗装がコーティングをするとツヤツヤになる原理は皆さんお分かりでしょうか?
『お車のツヤ=ボディ表面の平らさ』です!
お車のボディが平らであればあるほど、光の反射する力が強くなるので、これがツヤとなります。
ではなぜ圧倒的な厚みがツヤと直結するのか、それは塗装の凹凸をコーティングが埋め平らにするからなのです。
であればとにかく厚くすればいいと思いがちですが、ボディは温度によって伸縮するのでコーティングもその伸縮に追従できなければなりません。
なので柔軟かつ厚みがあるコーティング以外のコーティングだと伸縮を考慮すると極めて薄くしか被膜を形成することができず、ツヤを生むために下地である塗装を平らになるまで研磨する必要があり、この研磨が限りあるお車の塗装を減らしてしまうまさに矛盾の作業になっています。
話は戻り、EXキーパーはこれまでにない圧倒的な被膜の厚みにもかかわらず、柔軟性もあるスーパーコーティングなので、お車を研磨せずにお車に過剰なまでのツヤを実現させます!
★なんといっても水を寄せ付けない超撥水力とその持続
これまでたくさんの洗車などで様々なコーティングの水ハジキを見てきましたが、EXキーパーはその中でも群を抜いて水ハジキが強い!
そして驚くべきはその撥水力の持続がしっかり保たれることです。
通常コーティングに付帯する撥水力は、コーティングのトップコートが持っているものです。
普段の車使いの中で、走行中の排ガスによる油分、水道水などで付着するミネラル、その他洗車では落ちない汚れがコーティング被膜の上に薄い膜となりコーティングを包むような阻害被膜が発生すると、コーティング自体が損なわれていなくても表現が正しいかはわかりませんが、封じられているような状態となり、撥水もまた活きてきません。
ですがEXキーパーは前にも言ったように、汚れの密着を防ぐトップコートになるので阻害被膜が発生しづらく水ハジキも長持ち!
いつまでも強い水ハジキが維持されるので、洗車も楽になりますね!
★ヌルっ、そしてスベスベの手触り
今までのガラスコーティングは、ワックスのような手触りは得られませんでした。
性能がいいのはわかっていても、「手触りが好きだからワックス派」の方も多かったと思います。
EXキーパーは手触りも最高!
触っただけで塗装の上に膜があるのを感じられる程の手触り、そしてボンネットにタオルがとどまれず滑り落ちるほどのスベスベ感は他のコーティングでは得られないメリットの一つです!
★ボディ以外もマルっと施工のプレミアム仕様のメンテナンスがある
EXキーパー以外にもプレミアム仕様はありますが、メンテナンスにプレミアム仕様があるのはEXキーパーだけ!
もちろんEXキーパープレミアムを施工した人のみが選択できるプレミアムメンテナンスですが、ボディのメンテナンスに加えステップ、ホイール、窓ガラス、レンズのコーティング再施工もできるのでかなりおトク!
ここまでやるとメンテナンスの度、新車以上のキレイさに逆戻りします!
▼EXキーパーのデメリット
とは言えEXキーパーだって完璧ではありません。
EXキーパーを施工するなら知っておきたいマイナス部分や施工後に注意してもらいたいことなども包み隠さずお伝えします!
★トップコート【VP326】は有機物!
EXキーパーの特徴でお話しした通り、EXキーパーのトップコートはVP326という有機質で形成されており、違う性質のミネラルなどは引き寄せず水シミなどが付きづらいメリットがある反面、同じ性質の有機汚れは引き寄せやすいというデメリットが発生します。
【有機汚れの例】
・排ガスなどの油分
・空気中のホコリや塵
・花粉や黄砂
・薬品(畑や工場などから飛散)
これまでの有機コートに比べればEXキーパーの場合、VP326の持つ特性「汚れの密着を防ぐ」ので格段に有機汚れに対しても強くはなっています。
ですが、だからと言って放っておくと結果的に落ちない固着にはつながるので、上記のような汚れが付いたらなるべく早めの洗車をお勧めします。
★新車施工前提である
「EXキーパーは新車用コーティングのため、基本的には新車のお車への施工がおすすめです。」
ってこれまで乗っていた愛着のある愛車を過剰なまでにきれいにしたい!と思いますよね。
実はここに大きな落とし穴があります。
EXキーパーを施工するには「EX1級技術資格者」になる必要がありますが、1日研修を受けることでこの資格は得られるので、マニュアルをマスターすれば施工はできます。
つまり経年車に対して、本来必要な塗装の状態を見極めて適切な下地処理を判断できる知識や経験が足りないお店が多く存在するので、お店選びは慎重に行う必要があります。
経年車をキレイにしたくて持ち込んだのに、経験のない塗装状態に直面し、対応方法がわからずマニュアル通りに施工した場合の仕上がりはどうでしょう?
ハズレ店舗を引くとリスクでしかありません。
決してEXキーパーは安いコーティングではありませんので、どこでやるかは経験や環境、技術などの下調べをぜひお願いします!
EXキーパーと他のキーパーコーティングどちらがいい?
Googleで【EXキーパー】と検索をかけると、この質問が出てくるのでお答えします!
▼答えは間違いなくEXキーパーです!
キーパーコーティングはそれぞれ使用するケミカルとそれらを使用した施工方法で耐久や効果が変わり、それによって種類が区分されています。
まずはキーパーコーティングについてのおさらいも含めて、その種類を簡単に分解説明します。
コーティング施工の溶剤のくくりは以下となっています。
ダイヤモンドケミカル、レジン2を使用したコーティング
・ダイヤモンドキーパー(ノーメンテ3年、1年に1回メンテナンスで5年耐久)
・Wダイヤモンドキーパー(ノーメンテ3年、1年に1回メンテナンスで5年耐久)
・クリスタルキーパー(1年耐久)
ダイヤモンドケミカル、エコレジンを使用したコーティング
・エコダイヤキーパー(ノーメンテ3年、2年又は1年に1回のメンテナンスで5年耐久)
・フレッシュキーパー(1~2年耐久)
プライマーガラス、VP326を使用したコーティング
・EXキーパー(ノーメンテ3年、2年または1年に1回のメンテナンスで6年耐久)
同じケミカルを使用してるのに耐久が変わる施工の違いは以下となります。
ダイヤモンドケミカルを水と反応させて強制的に硬化。
・水分を含むガラス被膜となるため、耐久が短くなる)
ダイヤモンドケミカルを時間をかけ自然効果。
・時間をかけガラス被膜を形成、また水を使った時のようにケミカルが伸びていかないので使用するケミカルも強制効果に比べ約3倍使用。密度が高く塗装保護能力が高いので耐久が長い。
トップコートの有機レジンによる役割
レジン2
・無機質汚れ(水シミなど)の付着を防止。
・塗装表面の凹凸を埋め(ガラス被膜とともに)、トップの平滑を演出。
光の反射が強くなり塗装の色を引き立てる光沢が得られる。
・強い撥水性能が防汚力を生む。
エコレジン
・レジン2同様に無機質汚れ(水シミなど)の付着を防止。
・レジン2より高度の高く厚みのあるレジン被膜で塗装表面の凹凸を埋め
(ガラス被膜とともに)、トップの平滑を演出。光の反射が強くなり塗装のツヤを引き立てる光沢が得られる。
・独特の被膜で汚れの密着を防ぐ。さらに超撥水力で雨が降ると密着していない汚れが雨と一緒に流れ落ちる強い防汚力。
VP326
・レジン2、エコレジンを上回る防無機質汚れ(水シミなど)性能。
・これまでにない分厚い被膜を形成し、塗装の凹凸を埋めトップの平滑を実現しつつ、VP326自体が濡れているようなツヤを演出し、過剰なまでの強い光沢が出る。
・独特の被膜で汚れの密着を防ぐ。さらに超撥水力で雨が降ると密着していない汚れが雨と一緒に流れ落ちる強い防汚力。
・ボンネットにタオルを置くと滑って行ってしまうほどのスベスベ感と手触りが得られる。
・施工後、汚れてから洗車をするとまるで施工直後のようなキレイさまで復活する。
上記それぞれに使用するケミカルや施工方法でだいたいほかのキーパーコーティングとの違いはお判りいただけたと思います。
普段のお手入れや保管環境などにより、ニーズは異なると思いますが、長くキレイを維持するなら【EXキーパー】一択と個人的には思いますし、悩まれるなら強くEXキーパーをお勧めしできますね!
EXキーパーの費用について
EXキーパーは施工の主として新車用となっております。
なので、いざ施工を検討!となると新車かそうでないか、またお車の状態で下処理がどの程度必要かによっても価格が変わってきます。
ここではより具体的にご自身のお車の価格算出がしやすいよう説明させていただきます。
まず基本的にはこの料金が適用されます。
ここですでに【新車施工価格】と【施工価格】で分かれているので『?』となります。
▼【新車施工価格】は新車登録から6ヶ月以内、それ以外は【施工価格】
先ほども述べたように、EXキーパーは基本新車用コーティングとなります。
つまり、お車の塗装状態が「新車、またはそれに近い状態」が前提なので他のコーティングと違い【新車施工価格】があるのです。
でも実は新車専用のEXキーパーには他のキーパーコーティングとは違い新車割引がないので、【施工価格】が通常料金と考えれば、差額5%安の【新車施工価格】が新車割適用価格と考えれば実は表現が違うだけで他と変わらないんです。
(ややこしい表現しなければいいのにと個人的には思ってますw)
▼新車以外のお車への下地処理にかかる費用
新車以外(新車登録から6ヶ月以上経過しているお車)には状態に合わせて当店では【軽研磨】、【中研磨】、【強研磨】3つの研磨が用意されています。
状態やご予算に合わせてスケール除去や下地形成で下地を整えたり、スキマクリーニングなどお車をより新車に近づけるメニューもご用意しております。
また、新車でも細かなキズは入っていることが結構ありますので、お客様のご希望があれば新車磨きも実施しております。
▼プレミアム仕様について
キーパーコーティングでは、ダイヤモンドキーパー以上のコーティングにプレミアム仕様が選択可能となります。EXキーパーももちろん対象です。
基本的には、コーティング施工はボディの塗装面のみとなるので、窓ガラスやホイールなどといったボディ塗装面以外を施工するとなると別途費用が掛かってきます。
プレミアム仕様ではそれらのすべてを隅々までコーティングする内容となります。
見えるところだけでなく、給油口内やエンジンルームなど見えないところも施工するので、ガッツリやりたい方にはお勧めです。
※EXキーパーではホイールコーティングがWホイールコーティング(2回塗りの2層被膜)になります。
見えないところまでは必要ないという方には、当店オリジナルで窓ガラスとホイール、レンズ類のみセットにしたサイドメニューセットもご用意させていただいております。
EXキーパーを施工するお店選びのコツ
EXキーパーは気軽にできるコーティングとは言いづらい価格帯のコーティングです。
ですが価格以上の満足や感動を提供する自信があります。
とはいえ、認定店ならどこも同じクオリティで施工ができるかと言ったらそうではなはずです。
最高のコーティングを最高の環境、最高の技術で提供できるお店をしっかり選んで施工することを強くお勧めします!
最低限、以下の項目はクリアしているお店を選びましょう!
★専用の屋内ブースがあり3台以上屋内保管できる。
★コーティング技術コンテストでの県チャンピオン獲得以上の実績がある。
★ガソリンスタンド併設店の場合、完全に業務が分断されている。
もしくはガソリンスタンドではない単独の専門店である。
★コーティングの価格を過度に値引きしていない(価格より品質重視)
★アフターフォローも安心できる。
★施工の紹介写真がたくさん掲載されている。
★Googleなどのクチコミ評価が高い。
上記必須項目です!
EXキーパーだけでなく、キーパーコーティングは本当にいいコーティングですが、選びぶお店を間違えると、アルバイトさんが外で施工している。なんてことも十分あり得ます。
当店は静岡県にありますが、県外の方でもお店選びに困ったらお気軽にお問合せください!
全国各地の信用できるお店、人のご紹介をお手伝いします!
まとめ
語りたいことが山ほどあり、書ききれないこともたくさんありますが、素直にEXキーパーはいいコーティングであることは間違いありません。
ですがここに書かせていただいたように、いいところもあれば落とし穴もあるのが実態です。
手元の情報のみで判断なさらずに実際お店に行って相談してみると、そのお店の環境や施工する人など見えてくると思います。
1番は信用できる人に任せることだと思いますので、よく選びお客様にとって長くキレイにお車と付き合う為にサポートしてくれる方をしっかり探してください!
お困りごとやご相談がございましたら、いつでも富士宮enblissにお申し付けください!
【この記事の著者】
渡邉光(HIKARU WATANABE)
株式会社enbliss代表取締役
ガソリンスタンド業界で洗車とコーティングに出会いさらなる高みを目指し、静岡県富士宮市に店舗があるコーティング・手洗洗車専門店enblissを2019年に立ち上げ、日々お客様にサービスを通し至福を提供するため奮闘中。
コーティングの技術を競う大会【KeePer技術コンテスト】受賞歴
2014年 横浜地区予選会 優勝
2014年 横浜地区チャンピオン決定戦 3位入賞
2015年 横浜地区予選会 優勝
2015年 横浜地区チャンピオン決定戦 優勝
2015年 全日本チャンピオン決定戦 入賞
2016年 横浜地区チャンピオン決定戦 優勝
2016年 全日本チャンピオン決定戦 入賞
2016年 殿堂入り
2022年 静岡県チャンピオン決定戦 準優勝(渡邉光)
株式会社enbliss (エンブリス)
手洗洗車・コーティング専門店enbliss
〒418-0006 静岡県富士宮市外神1558-8
TEL:0544-66-3363
Comments